2010-10-13 第176回国会 衆議院 予算委員会 第3号
所得補償より現実的に効果がある集荷円滑化対策の基金の活用、政府米買い上げの前倒しという緊急対策を今度の補正予算で実施される気持ちは本当にありませんか。
所得補償より現実的に効果がある集荷円滑化対策の基金の活用、政府米買い上げの前倒しという緊急対策を今度の補正予算で実施される気持ちは本当にありませんか。
ことしもさらに離農がふえるだろう、しかも政府にこれまで二十万トン政府米買い上げをしていただいたが、ことしはそのめどもつかない、こういうことで最も悲惨な状況になっているのが北海道だと思うんです。規模を拡大して借金をつくった、しかし米価は上がらない。その犠牲を農民が受けているんです。
例えば、食糧管理費用のうち集荷手数料等の算定根拠、米買い上げの予約概算金支払いの妥当性など、社会経済情勢の変化に伴って支出の相当性に疑問のある経費について積極的な見直しか行われておりません。
また、今日の米の消費は良質米への選好が強く、品種別、等級別、地域別の米買い上げの大幅な格差をつけることはやむを得ない。特に良質米の地域指定を国が定め、農民と国が責任ある米の生産をすべきである。
昨年は幸いにして豊作に恵まれ、予約限度超過米が生じたのでありますが、政府はその余剰米買い上げを勇断をもって処理されたので、農業者はようやく安心をいたしました。今後も、多少の余剰米があってもこれを備蓄に回して、農業者の食糧増産の意欲を阻害するような処置は絶対に避けなければならないと思うのであります。
○沢田政治君 特別交付税で考慮をしておると、こう言われておりますが、金に色はないわけですから、果たして特別交付税で汚染米買い上げ分、ならされておるかどうかということは、当該県としては非常に疑問を感ずるわけですね。これは明確ですから、原因は。汚染米を買い上げているわけですから。したがって、しかもこれが原因者が不明確な場合でも、やっぱり国家の行政行為というものは若干かんでくると思うのですね。
だから保有米買い上げを国に要求しているわけです。だから汚染されたという事実は、それによって明瞭なんです。してみると農民は被害者なんです。だから責任がないのであるならばということではない。これははっきりしている。ということだから、渡良瀬川のそういう前例にもならって、ともかく農民には負担をさせない。土地改良事業の場合ですね。
そうして、本年度の米買い上げ数量を七百五十万トンと不当に低く押えましたが、実際には八百八十六万トンの買い入れとなり、五百六十億円の補正をせざるを得なくなったものでありまして、これは自主流通米制度の破綻を意味し、政府の重大な責任であります。しかるに政府は、その責任に反省もなく、さらに、この補正予算で、米生産調整特別事業費補助二十億円、土地需要緊急調査費一億円を組んだことは重大であります。
これについて質問しても、これをどうするのか、この問題を含めてこの欠損分は一体どういうものが積み上げられて、こうした欠損の総額になってきたかということについて、まだもろもろ資料が明確でないから答弁できないと御答弁あるだろうと思いますので、この際は答弁を求めませんけれども、やはり私は、法律案を出してきて、そして貸与した場合には、国内産米買い上げ価格の半分程度の補てんをしていかなければならないということでありますので
等外米、買い上げ拒否、あるいは作付転換は、きょうもいろいろ現在進めておる状況は聞きましたが、米の対策は全部改悪をしようとしておるのです。よくするなどというものはないわけです。そうすると、共済も悪くするというようなことは考えておりません、よくしようと思っております、これもおかしいと思うんですね。
かりに対象にならない規格外の米、買い上げの規格を設定をしない場合に、これは米として扱うのか、何として扱うのか、この点食糧庁長官の見解を伺いたい。
さらに、本年度の新産米買い上げによって赤字は八百五十億から九百億に及ぶということになりますと、何にもしない場合は、食管会計が三千数百億の赤字になるということでございますので、これをどうするかということはこれからの問題でございます。